葬儀が終わって一ヶ月が経ち四十九日の法要が近づいてくると自宅に仏壇がない家庭では新しく仏壇を購入するかどうかを検討し始める時期になりますが仏壇は高価な買い物であり長く使うものであるため選び方には慎重になる必要があります。まず仏壇を購入するタイミングとしては四十九日の法要に合わせて開眼供養を行うのが一般的であるためそれまでに納品が間に合うように一ヶ月後の今から店舗を回って検討を始めるのが最適です。仏壇を選ぶ際のポイントは設置場所の寸法を正確に測ることと部屋の雰囲気に合ったデザインを選ぶことであり和室の仏間に置くのかリビングのサイドボードの上に置くのかによって選ぶべきタイプが大きく異なってきます。最近では従来の金仏壇や唐木仏壇に加えて洋室にも馴染むモダン仏壇や家具調仏壇が人気を集めており扉を閉めればインテリアの一部のように見えるスタイリッシュなものも増えています。またマンションなどの狭い住環境に合わせて壁掛けタイプやコンパクトなミニ仏壇も販売されておりライフスタイルに合わせて柔軟に選ぶことが可能です。仏壇を購入する際には本尊や位牌や仏具一式も合わせて揃える必要がありますが宗派によって必要な仏具や飾り方が異なるため菩提寺に確認するか知識豊富な仏具店のスタッフに相談しながら選ぶことが失敗を防ぐコツです。例えば浄土真宗では位牌を用いずに過去帳を祀る場合があるなど宗派ごとの細かなルールが存在するため自己判断で進めると後で買い直しになる可能性もあります。予算についても幅広く数万円の手頃なものから数百万円の高級品まで様々ですが無理のない範囲で故人を供養する気持ちを表せるものを選べば問題ありません。ネット通販で購入することも可能ですが色味や質感が写真と異なる場合があるためできれば実店舗で実物を見て確認することをお勧めします。仏壇は故人の家であり遺族が手を合わせて心を通わせる大切な場所となるため家族全員が納得できるものを選ぶことが重要であり一ヶ月後のこの時期に家族会議を開いてどのような仏壇を迎えるか話し合う良い機会となるでしょう。
葬儀後一ヶ月で考える仏壇の選び方